XM 口座タイプ別スプレッド(トレードコスト)比較 一覧

XM tradingで設定されているスプレッド(スプレッドコスト)は他と比べると広い(高い)と言われているが、本当にそうなのか?
比較一覧はあるのか?
スプレッド(スプレッドコスト)はトレードの利益に直結してくることなので、噂だけで判断するのではなく、実際に比べてみるのが一番です。
XMではStandard口座・Micro口座・Zero口座の3つタイプにより、設定されているスプレッドが違うので、比較一覧があると便利です。
このページでは、XMのスプレッドについて一覧表を作り比較しています。
是非、参考にしてみて下さい。
また、他の海外fxブローカーとの比較もしているので、XMで設定されているスプレッドを他社と比較して把握しておきましょう。
XMのスプレッド 比較 一覧
スプレッドとは売値と買値の差を指します。
この差はスプレッドコストと呼ばれ、差が狭ければ狭いほどトレーダーにとって利益を上げやすくなります。
このようにトレードにおいてスプレッドは利益を考えるうえで、とても大切な要素と言えます。
XMで実際にトレードする際は状況に応じてスプレッドの幅が変化する変動スプレッドなのですが、XMはもちろんのこと他の海外fxブローカーが公式に公開しているスプレッド一覧の多くは平均スプレッドとなります。
ですので、このページでは平均スプレッドをベースに比較していきます。
XMのスプレッド Standard口座・Micro口座とZERO口座で比較
XMで設定されているスプレッドをメジャー通貨ペアをベースに比較しました。
XMではStandard口座・Micro口座・Zero口座の3つの口座タイプがありますが、このうちスプレッドに違いがあるのはZero口座です。
ですので比較は下記のようになります。
Standard口座・Micro口座 スプレッド一覧
- EUR/USD:1.7pips
- USD/JPY:1.6pips
- GBP/USD:2.4pips
- USD/CHF:2.1pips
ZERO口座 スプレッド一覧
- EUR/USD:0.1pips
- USD/JPY:0.1pips
- GBP/USD:0.3pips
- USD/CHF:0.4pips
上記の表を見てみると、Standard口座・Micro口座に比べてZERO口座のスプレッドが1pips以上狭いことがわかります。
XMの口座タイプ別で比較した場合、スプレッドが最も狭いのはZERO口座と言えるでしょう。
スプレッドが狭いZero口座は、小さな利幅を狙っていくスキャルピングを行うのに適した口座となっています。
このような口座はECN口座(Electronic Communications Network口座)とも呼ばれています。
しかし、ZERO口座はトレードの際に1ロットのトレードにつき片道5$の取引手数料が発生します。
つまり往復10$(1pips)の取引手数料がスプレッドの他に発生することになります。
Zero口座はスプレッドコストが低い分、取引手数料が発生することを覚えておきましょう。
ちなみに、Standard口座・micro口座は取引手数料がありませんので、スプレッドだけがトレードコストとなります。
このようにトレードで必要になるコストを考える場合は、スプレッドだけではなく取引手数料と共にtotalのトレードコストで考えるのが良いでしょう。
XMのStandar口座と他の海外fxブローカーのスプレッドを比較
ここまでは、XM内の口座タイプ別にスプレッドを比較してきましたが、他の競合他社のスプレッドについてはどうでしょうか?
この項目ではXMと競合するTitanFX・GEMFORXのStandard口座を比較対象とし、スプレッドを一覧にして比較しました。
TitanFX Standard口座 スプレッド一覧
- EUR/USD:1.2 pips⇒XMは1.7pips
- USD/JPY:1.33 pips⇒XMは1.6pips
- GBP/USD:1.57 pips<⇒XMは2.4pips
- USD/CHF:1.92 pips⇒XMは2.1pips
GEMFOREX Standard口座 スプレッド一覧
- EUR/USD:1.4 pips⇒XMは1.7pips
- USD/JPY:1.4 pips⇒XMは1.6pips
- GBP/USD:2.2 pips⇒XMは2.4pips
- USD/CHF:1.9 pips⇒XMは2.1pips
各社のStandard口座を対象にスプレッドを比較した場合、XMはTitanFXとGEMFOREXよりもスプレッドが広いことが分かりました。
XMのZERO口座と他の海外fxブローカーのスプレッドを比較
同様にXMのZero口座を対象にTitanFXのブレード口座とGEMFOREXのノースプレッド口座を一覧にしてスプレッドの比較をしました。
TitanFX ブレード口座 スプレッド一覧
- EUR/USD:0.2 pips⇒XMは0.1pips
- USD/JPY:0.33 pips⇒XMは0.1pips
- GBP/USD:0.57 pips⇒XMは0.3pips
- USD/CHF:0.92 pips⇒XMは0.4pips
※TitanFXのブレード口座はスプレッドの他に片道3.5$(往復7$=0.7pips)の取引手数料が発生します。
GEMFOREX ノースプレッド口座 スプレッド一覧
- EUR/USD:0.3 pips⇒XMは0.1pips
- USD/JPY:0.3 pips⇒XMは0.1pips
- GBP/USD:1.3 pips⇒XMは0.3pips
- USD/CHF:0.3 pips⇒XMは0.4pips
※GEMFOREXのノースプレッド口座は取引手数料はありません。
XMのZero口座を対象に比較した結果、XMのZero口座はほとんどの通貨ペアで他社のECN口座よりもスプレッドが狭いことが分かりました。
ですが、XMのZero口座は取引手数料が発生しますので、スプレッドと共に取引手数料もトレードコストとして考えなければなりません。
その為、取引手数料を含めた形でトレードコストを比較すると、XMのZero口座よりTitanFXのブレード口座の方が低コストでトレードすることができます。
GEMFOREXのノースプレッド口座は、XMのZero口座よりもスプレッドが広い傾向にありますが、取引手数料が発生しません。
ですので、取引手数料を考慮した形でスプレッドを比較すると、XMのZero口座はGEMFOREXのノースプレッド口座よりもトレードコストが大きくなります。
この比較だけ見るとGEMFOREXノースプレッド口座はスキャルピングを行うECN口座として一番適しているのでは?と考えてしまいますが、取最低入金額上限が大きいことやEA利用を禁止しているなどトレード条件が厳しい側面があります。
スプレッドだけを条件に比較するのならいいのですが、トレードに適した口座タイプを選定するための比較をするのなら、取引手数料に加えトレード条件なども含めたトータルで考える必要があります。
XMのスプレッドは他社よりも広い、しかし総合的に考えるとトレードコストが高いとは言えない。
ここまでのスプレッド比較からわかる通り、XMのスプレッドは全体的に他社と比較して広いです。
ZERO口座はスプレッドが狭く設定されていますが取引手数料が発生するので、取引に必要なトレードコストは他社よりも大きい結果となっています。
しかし、XMには充実したボーナス特典が利用できるのとXMPポイント制度があるので、トレードの際に実質的なスプレッドの軽減が行われます。
またXMPポイントはトレードの資金にあてたりキャッシュバックに利用したりできます。
ですので、総合的に考えるとXMのトレードコストは総合的に考えてみると高いとは言えません。
関連記事:XM ボーナス特典について詳しく解説 ボーナス特典を賢く利用しよう!
XMに限らず海外fxブローカーの多くは複数の口座タイプを用意しています。
それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。
スプレッドは確かにトレードの利益に直結する重要な要素ですが、それだけで考えるのではなくトレード条件や特典なども含めた結果で判断し利用するのが良いでしょう。
XMのスプレッドは変動制を採用 スプレッドが広がりやすい時間帯について
XMのスプレッドは変動制を採用しています。ですので、このページでは平均スプレッドで比較してきました。
しかし、実際のトレードは変動制で行われる為、スプレッドがどのくらいまで変化するのかを予測することは誰にもできません。
スプレッド変動が大きい時のトレードは思わぬ損失を被るだけではなく、トレードコストの増大にもつながりかねません。
その対策としては、スプレッドが変動しやすい時間帯はトレードをしないことでスプレッド変動による損失を抑えることができます。
スプレッド変動が起きやすい時間帯として有名なのは、米国雇用統計調査や欧州中央銀行政策金利など、重要な経済指標発表時です。
特に指標発表時刻の前は取引量が大きくなる一方で為替レートの変動も大きくなり、スプレッド変動も大きくなりやすいです。
日本時間の朝6時~7時ころまではニューヨーク市場の閉場とオセアニア市場であるウェリントン市場の開場の時間が重なるのでスプレッド変動が大きくなりやすい時間帯と言えます。
このような時間帯についてはスプレッド変動が大きくなるので、トレードを避けた方が良いでしょう。
XM スプレッドの比較 まとめ
XMのスプレッドと他の海外fxブローカーのスプレッドを比較してきました。
この結果から見るとXMで設定されているスプレッドは決して狭くないことが分かりました。
しかし、スプレッドが広いからと言ってXMのトレードコストが高いとは言い切れません。
確かにスプレッドはトレードの利益に直結する重要な要素となりますが、XMでは充実したボーナス特典やXMPポイント制度があるので総合的に判断すると他社に劣っている訳ではないことがわかります。
トレードに利用する口座を選ぶ時は、スプレッドだけで判断するのではなくボーナス特典なども含めて総合的に判断するのが良いでしょう。
スプレッドを考慮しつつXMで利益獲得を目指しましょう!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません