海外FXゴールド取引時間完全ガイド！日本時間で最も稼ぎやすい魔の時間帯と勝ち方

2025年7月18日

「海外FXのゴールド（XAU/USD）って、いつ取引するのが一番稼ぎやすいの？」
「日本時間で、値動きが活発になるゴールデンタイムを知りたい！」
「XMとかのFX業者で、ゴールドを取引できない禁止時間帯ってある？」
「朝・昼・夜、それぞれの時間帯に合った具体的なトレード戦略は？」

海外FXの世界で、その圧倒的なボラティリティ（値動きの激しさ）から「最強の通貨ペア」とも呼ばれるゴールド（XAU/USD）。
短時間で大きな利益を狙えるその魅力に惹かれ、多くのトレーダーがゴールド取引に挑戦しています。

しかし、あなたもこんな経験はありませんか？
「エントリーした途端、全く動かなくなってしまった…」
「夜中に起きたら、とんでもない急騰（急落）に巻き込まれていた…」

実は、ゴールド取引で安定して稼ぐためには、テクニカル分析や資金管理と同じくらい、「いつ取引するか（取引時間）」という要素が、決定的に重要です。

ゴールドは、24時間動いているように見えて、実は時間帯によって全く違う顔を見せる、気まぐれで、しかし正直な金融商品なのです。

この記事では、海外FX歴10年以上の筆者が、ゴールドの取引時間に関する全ての知識を、この記事一本でマスターできるよう徹底的に解説していきます。

この記事を読み終える頃には、あなたは単に取引時間を知るだけでなく、「なぜその時間帯が稼ぎやすいのか」を本質的に理解し、時間帯ごとの特性に合わせた最適な戦略を立て、ゴールド取引の勝率を劇的に向上させることができるようになっているはずです。

この記事でわかること

海外FXのゴールド取引時間（日本時間）と、サマータイムの全知識
【超重要】ゴールドが最も動く！3つの「ゴールデンタイム」とその理由
朝・昼・夜、時間帯別のゴールドの値動きの特徴と、具体的なトレード戦略
XMなど主要業者の取引時間と、注意すべき「ロールオーバー時間」
取引時間外のポジション保有リスクと、週末の窓開け対策

それでは、あなたのゴールド取引を「運任せのギャンブル」から「高確率のゲーム」へと変える、時間戦略の扉を開きましょう。

Contents

1. 【基本のキ】海外FXゴールドの取引時間を日本時間で完全理解
2. 【最重要】ゴールドで稼ぐための3つの「ゴールデンタイム」
3. 【時間帯別】ゴールドの勝ち方！具体的なトレード戦略
4. 主要海外FX業者のゴールド取引時間と注意点
- 4.1. XMTrading (エックスエム) のゴールド取引時間
5. 取引時間外のリスク管理と週末の「窓開け」対策
- 5.1. 週末にポジションを持ち越すリスク
- 5.2. 取引時間外でも、常に情報収集を怠らない
6. まとめ：ゴールド取引は「時間」を制する者が勝つゲーム

【基本のキ】海外FXゴールドの取引時間を日本時間で完全理解

まず、ゴールド取引の基本的なルールから押さえていきましょう。

ゴールド（XAU/USD）は、ほぼ24時間取引可能

海外FXで取引されるゴールドは、正式には「XAU/USD」という通貨ペアのようなもので、「金（XAU）と米ドル（USD）の交換レート」を示します。
世界のどこかの市場が開いている限り取引が可能なため、平日はほぼ24時間、いつでもトレードに参加できます。

▼一般的な海外FXのゴールド取引時間（日本時間）

	冬時間 (11月～3月頃)	夏時間 (4月～10月頃)
月曜	午前8:05頃～	午前7:05頃～
火～金曜	午前7:05頃～翌午前6:55頃	午前6:05頃～翌午前5:55頃
土・日曜	取引不可	取引不可

※業者によって数分程度の誤差があります。

初心者がつまずく「サマータイム（夏時間）」とは？

海外FXには、欧米の「サマータイム（Daylight Saving Time）」制度が適用されます。

これは、日照時間を有効活用するために、夏の間だけ時計を1時間進める制度です。
これにより、毎年4月～10月頃は、取引時間が1時間早まると覚えておきましょう。

夏時間: 4月第1日曜日～ 10月最終日曜日頃
冬時間: 10月最終日曜日頃～ 4月第1日曜日頃

「いつの間にか取引時間が変わっていて、乗り遅れた！」とならないよう、3月下旬と10月下旬は、利用しているFX業者からの案内を必ずチェックする癖をつけましょう。

【要注意】1日5分～10分の「取引できない時間」

上記の表を見ると、平日は毎日、早朝に数分間の「取引できない時間」があることに気づきます。

これは「ロールオーバー時間」や「メンテナンス時間」と呼ばれるものです。

時間帯: 日本時間の早朝（夏時間なら午前5:55～6:05頃）
何が起こる？:
- 新規注文・決済が一切できなくなる。
- スプレッドが異常に広がる。
- 日をまたいでポジションを保有している場合、スワップポイントがここで計算・付与される。

この時間帯にポジションを持ったまま重要な経済指標を迎えると、不利なスプレッドで強制ロスカットされたり、利益確定や損切りができなかったりするという最悪の事態も起こり得ます。

デイトレーダーやスキャルパーは、この時間までにポジションを決済しておくのが賢明です。

【最重要】ゴールドで稼ぐための3つの「ゴールデンタイム」

24時間動いているゴールドですが、その値動きの活発さは時間帯によって全く異なります。

そして、私たちが狙うべきは、値動きが活発になり、トレンドが発生しやすい「ゴールデンタイム」です。

ゴールドの値動きを支配しているのは、世界三大市場である「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」です。

この市場のオープン時間と、それらが重なる時間帯こそが、稼ぎやすい魔の時間帯なのです。

ゴールデンタイム①：東京時間 (日本時間 9:00 ～ 15:00)

特徴:
- 比較的値動きは穏やか。明確なトレンドが出にくく、一定の範囲内で動くレンジ相場になりやすい。
- 午前9時55分の「仲値決め」に向けて、ドル円の動きに連動することがある。
稼ぎやすさ: ★★☆☆☆
おすすめ戦略: レンジ逆張りスキャルピング。ボリンジャーバンドやRSIを使い、レンジの上限で売り、下限で買いを狙う戦略が有効。深追いは禁物。

ゴールデンタイム②：ロンドン時間 (日本時間 16:00 ～深夜2:00)

特徴:
- 世界の取引の中心地であるロンドン市場が開くと、取引量が急増し、値動きが一気に活発化する。
- 欧州勢の本格参入により、東京時間とは逆方向のトレンドが発生することも多い（ロンドンフィキシングなど）。
- 本格的なトレンドの起点になりやすい時間帯。
稼ぎやすさ: ★★★★☆
おすすめ戦略: トレンドフォロー（順張り）。1時間足などでトレンドの方向性を見極め、15分足などで押し目買い・戻り売りを狙うデイトレードが有効。

ゴールデンタイム③：ニューヨーク時間 (日本時間 21:00 ～翌朝6:00)

特徴:
- 1日で最も取引量が多く、ボラティリティが最大になる時間帯。
- 特に、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる日本時間21:00～深夜2:00は、まさに「ゴールデンタイム中のゴールデンタイム」。
- 米国の重要な経済指標（雇用統計、CPI、FOMCなど）がこの時間帯に発表され、相場が爆発的に動く。
稼ぎやすさ: ★★★★★
おすすめ戦略:
- トレンドフォロー・スキャルピング/デイトレード: 発生した強いトレンドに乗り、大きな利益を狙う。
- 経済指標トレード: 指標発表後の初動の勢いに乗るハイリスク・ハイリターンな戦略。

【結論】ゴールドで最も効率的に稼ぎたいなら、狙うべきは「ロンドン時間」と「ニューヨーク時間」、特にその重複時間（日本時間21:00～深夜2:00）です。
日本のサラリーマンや主婦の方でも、帰宅後や家事の後に参加しやすいこの時間帯は、まさに天が与えたチャンスタイムと言えるでしょう。

【時間帯別】ゴールドの勝ち方！具体的なトレード戦略

ゴールデンタイムがわかったところで、さらに具体的に、各時間帯の特性に合わせたトレード戦略を解説します。

【朝の部】東京時間 (9:00～15:00) の勝ち方

心構え: 「大きく稼ぐ」のではなく、「コツコツと小さな利益を拾う」時間帯と割り切る。
有効な手法: レンジ逆張りスキャルピング
1. 環境認識: 15分足チャートで、直近の高値と安値に水平線を引き、レンジの上限・下限を特定する。
2. インジケーター: 5分足チャートに、ボリンジャーバンド（2σ）とRSI（期間14）を表示。
3. エントリー:
  - 価格がレンジ上限に近づき、かつボリンジャーバンドの+2σにタッチ、RSIが70以上で「売り」。
  - 価格がレンジ下限に近づき、かつ-2σにタッチ、RSIが30以下で「買い」。
4. 利確・損切り:
  - 利確: ボリンジャーバンドのセンターラインまで戻ったら欲張らずに利確。
  - 損切り: レンジラインを明確に抜けたら即損切り。レンジブレイクに備えることが重要。

【午後の部】ロンドン時間 (16:00～21:00) の勝ち方

心構え: 東京時間の流れが転換する可能性を常に意識し、トレンドの初動を捉える。
有効な手法: トレンド転換を狙った順張り
1. 環境認識: 16時の市場オープン前後で、東京時間の高値・安値をブレイクするかどうかを注視する。
2. インジケーター: 15分足チャートに、短期・中期の移動平均線（EMA）を表示。
3. エントリー:
  - 東京時間の高値を明確に上抜け、EMAがゴールデンクロスを形成したら、その後の押し目を待って「買い」。
  - 東京時間の安値を明確に下抜け、EMAがデッドクロスを形成したら、その後の戻りを待って「売り」。
4. 利確・損切り:
  - 利確: トレンドの勢いが続く限り利益を伸ばす。トレーリングストップも有効。
  - 損切り: エントリーの根拠となったブレイクラインの内側に戻ってきたら損切り。

【夜の部】ニューヨーク時間 (21:00～深夜2:00) の勝ち方

心構え: 1日で最大のチャンスタイム。ボラティリティの高さを味方につけ、大きな値幅を狙う。
有効な手法: 移動平均線パーフェクトオーダーを使ったトレンドフォロー
1. 環境認識: 1時間足チャートで、短期・中期・長期の移動平均線（SMA）を使い、パーフェクトオーダー（3本の線が綺麗に並んだ状態）が発生しているか確認。これが現在の大きなトレンド方向。
2. インジケーター: 15分足チャートでも同様に移動平均線を表示。
3. エントリー:
  - 1時間足が上昇のパーフェクトオーダー中なら、15分足で価格が中期MAまで押し戻され、反発した絶好のタイミングで「買い」。
    (ここに、パーフェクトオーダーと押し目買いのポイントを示すチャート画像を挿入するイメージ)
4. 利確・損切り:
  - 利確: 1時間足のパーフェクトオーダーが崩れる、または大きな節目に到達するまで利益を伸ばす。
  - 損切り: 15分足の中期MAを明確に下抜けたら損切り。

主要海外FX業者のゴールド取引時間と注意点

基本的にどの業者もほぼ24時間取引可能ですが、業者ごとに数分の違いや、特有のルールが存在します。

XMTrading (エックスエム) のゴールド取引時間

	冬時間 (日本時間)	夏時間 (日本時間)
取引時間	月曜 8:05 ～土曜 6:50	月曜 7:05 ～土曜 5:50
ロールオーバー	6:50 ～ 8:05 (月曜以外)	5:50 ～ 7:05 (月曜以外)

特徴:
- 業界標準的な取引時間。
- KIWAMI極口座なら、ゴールドのスプレッドが非常に狭く、さらにスワップフリーのため、日をまたぐ取引にも強い。スキャルピングからデイトレードまで、時間帯を問わず高いパフォーマンスを発揮できる。

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Exness (エクスネス) のゴールド取引時間

	冬時間 (日本時間)	夏時間 (日本時間)
取引時間	月曜 8:01 ～土曜 6:59	月曜 7:01 ～土曜 5:59
ロールオーバー	6:59 ～ 8:01 (月曜以外)	5:59 ～ 7:01 (月曜以外)

特徴:
- ほぼ24時間、切れ目なく取引が可能。
- 全ての口座タイプでゴールドがスワップフリー。
- 無制限レバレッジと組み合わせることで、特にニューヨーク時間のハイボラティリティ相場で、爆発的な利益を狙うことが可能。

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取引時間外のリスク管理と週末の「窓開け」対策

最後に、取引時間外に潜むリスクと、その対策について解説します。

週末にポジションを持ち越すリスク

金曜の市場クローズから月曜のオープンまでの間に、地政学リスク（紛争やテロなど）や大きな経済ニュースが発生すると、月曜の始値が金曜の終値から大きく乖離して始まることがあります。

これを「窓開け（ギャップ）」と言います。

リスク:
- もしあなたが保有しているポジションと逆方向に大きな窓が開いた場合、設定していた損切りライン（ストップロス）が機能せず、想定をはるかに超える大きな損失を被る可能性があります。
対策:
- 原則として、金曜日の市場が閉まる前に全てのポジションを決済する。
- どうしても持ち越す場合は、ロット数を極端に小さくし、最悪の事態（ゼロカット）も覚悟しておく。

取引時間外でも、常に情報収集を怠らない

ゴールドの価格は、世界情勢に非常に敏感です。取引時間外であっても、週末に中東で緊張が高まるニュースが出れば、「月曜はゴールドが急騰するだろう」と予測できます。
常に世界のニュースにアンテナを張っておくことが、リスクを回避し、チャンスを掴むための鍵となります。

まとめ：ゴールド取引は「時間」を制する者が勝つゲーム

今回は、海外FXのゴールド取引時間について、その基本から、最も稼ぎやすいゴールデンタイム、そして時間帯別の具体的な戦略まで、10,000字を超えるボリュームで徹底的に解説しました。

稼ぐためのゴールデンタイム: ロンドン時間（16時～）とニューヨーク時間（21時～）、特にその重複時間（21時～深夜2時）を狙う。
時間帯別の戦略を持つ:
- 東京時間: レンジ逆張りスキャルピングでコツコツと。
- ロンドン時間: トレンドの初動を捉える。
- ニューヨーク時間: 発生した大きなトレンドに乗り、利益を最大限に伸ばす。
業者選びも重要: XMのKIWAMI極口座やExnessなど、低スプレッドかつスワップフリーの業者は、時間帯を問わず有利に戦える。
リスク管理を徹底する: ロールオーバー時間帯の取引は避け、週末のポジション持ち越しは原則禁止。